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  欲情させる時 11/27 12:31

  まぶたが重く堕ち
  
  長い睫毛が頬に触れるたび唇が半開きになる

  熱い吐息が漏れて、下唇が艶めく

  「……んっ」

  甘く掠れた声
  胸元がふっと開き白い谷間がかいま見える

  膝の上で指を絡めストッキングの内腿がきゅっと擦れる

  耳たぶが真っ赤に染まり
  
  首筋をごくりと唾が通う
  
  机の下で踵が浮き
  むき出しのかかとが熱を孕んで震える

  眠気と戦うほど、体温が甘く上がって
  
  隣の誰はもう息ができないほど欲情していた
  
  まどか
  
  研修中の眠気と戦う様
  
  隣の誰かは空想の人物🩷